最近ニュースなどでよく耳にする、耐震偽造や欠陥住宅、リフォーム詐欺など私たちの周りには住宅に関する様々な問題が起こっています。
マイホームを手に入れるということは、一生に一度の大きな買い物で、失敗はあってはならないことなのです。
そこで戸建て住宅を購入する際に、自分でも簡単に調べることができる建物のチェックポイントを教え致します。
新築の建売住宅について例をあげてみましょう。
建売住宅の場合、実際に完成した建物を見てから購入するケースが多いので色々と調査してから決めることが出来ます。
まず現地に訪れた際、建物の中を見る前に近隣の地盤の様子を見て下さい。
庭が所々陥没していたり、道路や歩道にボコボコと凹凸やゆがみがあったり、建物が倒れて見えたりした場合は要注意です。
軟弱な地盤だと思われ、地震などの災害に注意しなければいけないポイントです。
その場合、なるべく古い住宅を見るのがコツで、新しい住宅にはまだ被害が出てないケースもありますので注意して下さい。
次に建物の位置関係について見てみましょう。
鬼門や方位について気にされる方も多いでしょうが、ここではまず風向きや隣地との離れ、窓の位置などについて見ることが大切です。
風向きによっては、台風や暴雨の際に、玄関の位置や窓の位置、寝室など不便を生じる箇所も出てきます。
また、隣との建物の距離や位置によって色々なトラブルに巻き込まれてしまう場合もありますので、そのあたりも十分に検討される方が良いと思われます。
では次に建物の内部について見てみましょう。
間取りに関しては、実際に現在使われている家具や家電、これから購入しようとしている物も含めてどのような配置にするかを考えながら見てみるのもポイントです。
動線(人が実際に歩く生活ライン)については、なるべく玄関から居間を通って台所、洗面所、そして玄関に戻ってくるといった1周できる間取りが理想と思われます。
例えば、お客さんが来た場合でも居間を通らずに台所や洗面所へ移動できた方が便利が良いからです。
更に、動線で気をつける部分は、キズや汚れの原因となるのでなるべく部屋の角に出隅(歩く部分に出っぱっている壁)が少ない方が理想です。
欠陥住宅かどうかを見抜くにはどうしたら良いでしょう?
実際のところは住んでみなければ不可能かも知れません。
よく床のゆがみをみるのにビー玉を転がしたり、壁紙のキズを壁に顔を近づけながらチェックする方もいらっしゃるようですが、実際に床に関しては大工さんが床のクセを調整するのに初めから真ん中を数ミリ盛って組み立てている場合(木材は伸縮があるため)もありますし、壁紙など実際に目でわかるようなキズは言えば直してくれますので、そほど神経質になる必要はないと思います。
実際に知りたいのは、構造体(柱や梁、土台、屋根)などがしっかりと施工されているかどうかとか、設計図通りの材料が使用されているのか等なのです。
しかし、これらに関しては専門家でなければ調べることが無理ですので、いかに建設会社や不動産会社を信用できるかが重要なポイントなのかも知れません。